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大阪公立大学女性研究者支援室では、企業で働く女性研究者・技術者を始めとした方の仕事観や、やり甲斐に触れることにより「企業で活躍すること」「多様な働き方」を具体的にイメージし、キャリア形成に役立てる機会として、企業研修（訪問）を開催しています。
今回は、東洋アルミニウム株式会社のご協力のもと、八尾製造所にお伺いしました。
企業紹介を行っていただいたのち、アルミ箔の製造工程をもとに工場見学や研究所見学を経て、女性社員とのディスカッションの場を設けていただきました。
90分間、IRISの素朴な疑問から、学生時代と企業人としての研究ギャップへの不安や、キャリア形成、ライフ･ワーク･バランスの保ち方など、多岐に渡る質問に対して、沢山の方に丁寧にご回答いただき、IRISにとって自身のキャリア形成の参考となり、非常に有意義な時間となりました。

概要

　当日の様子　

　参加IRISの声　

• とても温かい雰囲気で、仕事に対して人に対して誠実な方が多い素敵な企業でした。もう就職活動が終わっている学生であるにも関わらず、丁寧に親身に接してくださって嬉しかったです。工場や研究室の見学でも、常により良い商品を生み出すための工夫が感じられ、非常に勉強になりました。 とても学生のことを考えて企画してくださるイベントです。来年以降、特に就活を考えているM1の方に参加してほしいなと思います。（工学研究科　博士前期課程２年）

• 幅広い年代の女性社員の皆様からお話を聞かせていただく貴重な機会をいただきありがとうございました。私自身もメーカー系に就職予定なので、非常に参考になりました。普段何気なく使っているアルミホイルに裏表がある理由なども知ることができ、工場見学も楽しかったです。（工学研究科　博士前期課程２年）

• アルミの製造工場見学では、大きなアルミのかたまりや、機械がたくさんあり、大変興味深く新鮮でした。ディスカッションでは、プライベートとの両立やキャリアプランなど働く女性の生の声が聞けて、今後の就職活動や将来について深く考える貴重な機会となりました。（農学研究科　博士前期課程１年）

• 工場見学では「ご安全に」をキーワードに、徹底した安全管理やモノづくりに対するこだわりを肌で感じることができました。また、ディスカッションでは女性としての働き方について、私たちの漠然とした不安や疑問について真摯に対応していただき、より自身の将来やキャリアプランについて考えるきっかけになりました。（農学研究科　博士前期課程２年）

• 工場見学で、アルミニウムが他素材との組み合わせで用途が広がる汎用性の高さに興味を持ちました。研修参加前は工業系の会社で専門的な機器を使うイメージがありましたが、研究所の機器に生物系専攻の私と共通する機器があることに驚きました。研究職には幅広い知識が必要で、専攻にとらわれず進路を決めてもよいと感じ、良い発見となりました。（生活科学研究科　博士前期課程２年）

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