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2025年1月17日
ノートルダム清心学園は、平成18年度に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて以来、女性の科学技術分野での活躍を支援できる教育プログラムの開発に取り組まれています。
今年度も関西研修の1つとして、農学研究科の中澤昌美講師の研究分野である、ミドリムシを利用したバイオマスエネルギーの研究や微細藻類が持つ力について講義を受けていただいたのち、学内の連携事業(※)として、IRIS7名が昼食交流会から合流し、高校生と交流を深めました。昼食後は、「ユーグレナからのワックスエステルの抽出とTLCによる可視化」の実験に3名のIRISがTAとして参加し、高校生の実験作業をサポートしました。
※連携事業とは……IRISメンバーは、大阪公立大学が実施している、他のサイエンス・コミュニケーション関連事業にも、主にティーチングアシスタント(TA)として参加しています。
・10:00~11:00 講義・11:10~12:45 昼食交流会・13:00~15:00 実験
主催
高校1年生:20名、高校2年生:2名
昼食交流会の様子
実験の様子
現役高校生(1年生、2年生)の悩みや相談を聞きました。大学院生の私からすると、大学の生活や研究生活が楽しいことを伝えたかったのですが、現役高校生は、大学の面白さより、どのように勉強するべきかという受験勉強の悩みが多かったです。受験後の楽しい生活を伝えることで、受験がゴールではなく、将来のキャンパスライフを想像し、少しでも勉強の原動力になっていたら良いなと思いました。
松浦 麗(情報学研究科 博士前期課程1年)
高校生と交流する中で、自身が高校生のときは大学に対してこんなイメージだったな、入ってみてこういう点がギャップに感じたな、など、自分を振り返る良い機会になりました。特になぜ今の進路を選んだのか、どういうことがやりたくてこの学部にしたのかを再確認することができて、こちらも学ぶことが多い交流会だったと思います。
玉野 朋佳(工学研究科 博士前期課程2年)
昼食交流会に参加させていただきました。大学生活や、研究のことだけでなく、高校生たちの話からも学ぶことが多く、私にも刺激になりました。学校生活や部活の話など、懐かしく思うような雑談もたくさんできて楽しかったです。交流会で話したことが大学進学や今後の生活への一助になれば幸いです。
松田 有未(工学研究科 博士前期課程2年)
普段あまり交流することがない高校生たちなので、何から話せばいいのか少し心配でした。でも、高校生の皆さんが積極的にお話してくれたり、冗談に笑ってくれたおかげで緊張もほぐれました!進路や勉強方法に悩む高校生たちの一助になれていたら、今回行った甲斐があったなぁと思います。
木村 友(農学研究科 博士前期課程2年)
実験を進めるたびに、高校生たちが「すごい!」と感激し、初めて触れた器具の写真を撮ったり、操作に苦戦したりする姿が印象的でした。交流会では、理系の「難しそう」というイメージを「面白そう」に変えることを意識し、研究の楽しさを伝えました。今回の経験が、少しでも将来の手助けになってくれたらうれしいです。
柳原 柚里(農学研究科 博士前期課程1年)
昼食交流会では、高校時代の悩みを振り返りながら、伝えたい思いを届けることができました。実験TAでは、「なぜ試料を加えると泡が出たのだろう」と目の前の現象に興味を示す高校生の姿が印象的で、私も日々の研究での気づきを大切にしたいと感じました。今回のイベントが、大学生活や研究へのイメージを広げる機会になっていれば嬉しいです。
依藤 千沙希(農学研究科 博士前期課程1年)
交流会では、大学生活や進路についてお話させていただきました。参加した高校生のみなさんの参考になれば嬉しいです。実験にもTAとして参加させていただき、私自身も貴重な経験をすることができました。
中尾 安澄(生活科学研究科 博士前期課程1年)
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