お知らせ
2023年5月17日
アルツハイマー病モデルマウス脳組織における超硫黄分子レベルの減少を発見
アルツハイマー病モデルマウスを用いた解析によって、アルツハイマー病モデルマウス脳組織内で超硫黄分子量が減少していることを明らかにしました。本研究成果は、アルツハイマー病の病態に生体内超硫黄分子生成機構の異常が関与している可能性を示唆するものであり、今後さらに、アルツハイマー病の発症・進行過程における超硫黄分子生成動態を解析することによって、アルツハイマー病予防・治療戦略の開発への応用が期待されます。 本研究成果は、2023年5月16日に国際学術誌「Antioxidants」にオンライン掲載されました。