修士・博士論文タイトル

博士論文(課程博士およびそれに準ずるもの)

平成5(1993)年度

王 文亮
 中国聖人論

平成6(1994)年度

李 承妍
 朝鮮における『朱子家礼』の受容および展開過程

平成8(1996)年度

朴 美子
 高麗時代における「陶淵明」観

平成9(1997)年度

浦山 あゆみ
 『音韻須知』『問奇一覧』の音韻的研究

平成10(1998)年度

張 新民
 中国電影的社会文化運動 -簡述早期中国電影的社会文化地位的建構及其過程-

平成11(1999)年度

加藤 千恵
 胎の思想
劉 正
 東西方漢学史 -比較思想比較文化角度上的考察-

平成12(2000)年度

秋岡 英行
 道教内丹思想の研究
王 宜瑗
 魏晋南北朝詩歌テーマ論

平成13(2001)年度

池平 紀子
 疑経の諸相

平成15(2003)年度

王 標
 袁枚とその交遊ネットワークの研究
緒方 賢一
 中国近世士大夫の日常論理

平成16(2004)年度

福田 知可志
 『夷堅志』の研究

平成17(2005)年度

井出 克子
 中国語における共感覚現象について

平成19(2007)年度

豊田 周子
 日本統治期台湾新文学にみる台湾知識人の精神史

平成21(2009)年度

山口 博子
 清代志怪書の研究

平成22(2010)年度

梁 淑珉
 中国語時間表現の通時的研究

平成23(2011)年度

王 傑
 李卓吾研究-耿李論争を中心として-

平成24(2012)年度

城山 拓也
 1920、30年代中国モダニズム文学にみる表現の変遷

平成25(2013)年度

田渕 欣也
 楊家將物語の研究

令和3(2021)年度

大野 陽介
 中国農村における伝統劇の現代化について ─建国後から文革期までを中心に─

令和5(2023)年度

趙 晟
 山東映画史研究 ―建国後の十七年時期(1949-1966)を中心に─

修士論文

昭和30(1955)年度

服部 昌之
 老舎の文学 -その人民性と小市民性の矛盾を中心に-

昭和32(1957)年度

大河内 康憲
 脂硯齋本紅楼夢の研究
峰地 右太郎
 魯迅 -雑感文について-
牟礼 尚江
 茅盾研究 -「子夜」を中心として-

昭和34(1959)年度

大塚 泰偉
 「故事新編」論
山本 哲也
 聞一多評伝 -第一詩集「紅燭」から第二詩集「死水」までの詩人聞一多について-

昭和35(1960)年度

片山 智行
 魯迅の精神的構造について
山田 勝
 金瓶梅における複雑謂語

昭和37(1962)年度

中山 繁見
 魯迅の文学的自覚について -「狂人日記」を中心として-

昭和38(1963)年度

小林 立
 胡風文芸思想序説

昭和41(1966)年度

鈴木 正夫
 郁達夫評伝

昭和43(1968)年度

岩佐 昌暲
 道家学派の成立

昭和48(1973)年度

木俣 真智子
 高青邱論
倉谷 茂
 五四前後の国語運動と書面語の変遷

昭和52(1977)年度

勝 康侑
 読書ノート -魯迅の一断面・弱者への視角-
近藤 徹
 曾国藩

昭和54(1979)年度

安部 悟
 「野草」論
植田 均
 趨向動詞“~起”及び“~起来”について

昭和57(1982)年度

岩本 真理
 補文をとる動詞について
永吉 昭一郎
 韓朋賦と冥婚説話
村上 信貴
 中国語における旧情報・新情報

昭和60(1985)年度

原瀬 隆司
 《海上花列伝》の〈箇〉について

昭和61(1986)年度

雨宮 順子
 修養論から見た張載の思想
羅 東耀
 夢和苦悩 -関於『夢九夜』和『夢十夜』的比較試探-

昭和62(1987)年度

川口 喜治
 高適論
長谷川 好宏
 章学誠の知識論 -主客問題を中心に-

昭和63(1988)年度

清原 文代
 李賀の楽府 -「李憑箜篌引」を中心として-

平成1(1989)年度

井上 豊
 六丁・六甲神の研究
藤田 昌志
 魯迅と厨川白村 -厨川の文芸観・社会、文明批評の移入とその展開-

平成2(1990)年度

畑 いつみ
 『元曲選』にみえる複雑形式の形容詞について
藤井京美
 王安石の歴史批判について
朴 美子
 孟浩然詩研究 -孟浩然と自然を中心として-

平成3(1991)年度

李 承妍
 朝鮮における『朱子家礼』の受容・展開過程 -金長生の「家礼輯覧」を中心にして-
浦山 あゆみ
 『醒世姻縁伝』の言語
大森 良
 胡適の政治行動 -「努力週報」を中心に-

平成4(1992)年度

秋岡 英行
 張三豊と清代道教西派
緒方 賢一
 朱子における情の概念と実践倫理の思想
張 凱稜
 郁達夫と佐藤春夫

平成5(1993)年度

垣内 智之
 竺道生の思想について -「理」の概念と「悟り」の問題を中心に-
原田 依文
 香港における二言三語使用の現状及び展望
藤野 真子
 周信芳の演じた人物像
張 志剛
 丁玲前期小説的根基及與宮本百合子的比較
三輪 雅人
 孫文思想研究 -三民主義の一貫性について-

平成6(1994)年度

加藤 千恵
 『老子中経』と内丹思想について
森 宏子
 現代中国語の蓋然性助動詞について
安田 真穂
 中国中世の「再生話」について -『太平広記』を中心に-
劉 木
 魯迅与『苦悶的象徴』

平成7(1995)年度

池平 紀子
 六朝神不滅考 -大乗的救済システムにおける神の不滅について-
山本 範子
 『封神演義』に観る近代文学への萌芽 -申公豹を中心に-

平成8(1996)年度

浅田 雅美
 程度補語を導く構造助詞“得”について
櫻木 陽子
 関漢卿の旦本「恋愛劇」の特徴 -関漢卿の描く女性の結婚観-
鈴木 康予
 張天翼『鬼土日記』に関して-
葉 豊
 「真人不夢」について -道教の夢理論に関する一考察-

平成9(1997)年度

杜 暁東
 論沈従文小説中的生命意識 -以《辺城》、《長河》為中心-

平成11(1999)年度

井出 克子
 中国語の五感表現について
王 標
 従孫星衍、洪亮吉看清朝乾嘉時代考拠学者的生存方式
福田 知可志
 『夷堅志』自序をめぐる問題点
山上 千里
 張載の『正蒙』における二端について

平成12(2000)年度

井戸 有紀
 寂しさのシンパサイズ -王安憶小説におけるテーマの深化と文体の進化-
勝呂 崇史
 丁西林初期喜劇の再認識
田口 晴近
 戴震の理説について -あるいは理を言うことの意味-
寺岡 佐代子
 虚火を補す

平成13(2001)年度

崔 穎
 華北淪陥区文学における関永吉の作品研究
謝 安琪
 台湾における拾骨の儀礼 -嘉義県六脚郷崩山村の事例から-
三鬼 丈知
 心と腎の交わり

平成14(2002)年度

井上 綾子
 『点石齋画報』にみる西洋人理解
北野 元美
 柳宗元詩論 -植物詩を中心に-
史 彤春
 現代中国語語気副詞に関する語用論的研究 -“倒”を中心にして-
豊田 周子
 日本統治期における一台湾人作家の精神の軌跡 -王昶雄の日本語作品「淡水河の漣」、「奔流」、「鏡」を通じて-

平成15(2003)年度

近藤 由美子
 阮籍詠懐詩論

平成16(2004)年度

石川 昌幸
 袁宏道若年の詩について
王 道君
 日本人学習者の会話分析
小沢 千代子
 第二言語としての中国語教育 -文法中心から音読重視型への模索-
馮 艶
 欧陽脩の詠物詩から見る宋詩の性質 -題材選びに着目して-
永松 修治
 心と言葉と知をめぐる章学誠の論説 -『文史通義』「質性」「辨似」「習固」篇を中心に-
山口 博子
 『螢窗異草』をめぐって -女性描写から読み解く物語世界-

平成17(2005)年度

小澤 香織
 恐怖小説としての『聊齋志異』-猟奇性、地獄の形象を中心に-
陳 維玉
 宋代の元宵詞について
南 真理
 国家と大衆のせめぎあいの場としての中国テレビドラマ-『渇望』『中国式離婚』を中心に-
梁 淑珉
 ‘時候’の歴史的意味変遷について

平成18(2006)年度

城山 拓也
 穆時英にみる表現の可能性-「南北極」、「ナイトクラブの五人」、「PIERROT」を中心に-

平成19(2007)年度

呉 敏
 蘇曼殊の詩歌
田渕 欣也
 『楊家将演義』について-虚構と史実の間で-

平成20(2008)年度

山下 加那子
 “差点儿(没)VP”類について
松井 豊仁
 唐甄の政治と経済

平成21(2009)年度

大橋 美幸
 杜牧と江南、そして妓女
趙 冬輝
 李清照詞的研究
廣島 直子
 宗璞の作品にみる中華人民共和国の知識人精神史
劉 建新
 “這箇”“那箇”について

平成22(2010)年度

盧 天塨
 談暢銷画報《良友》的新女性文化特徴
張 頴信
 日源外来詞在漢語中的使用及発展

平成23(2011)年度

黄 雨陽
 媒体環境下影響的"80後文学先鋒"-韓寒的文学-

平成24(2012)年度

喩 丹青
 中国第一部長動画電影《鉄扇公主》

平成25(2013)年度

田 婧
 短歌微吟-曹丕、曹植の詩文における押韻状況について-
温 岩
 廃墟上的尋找-賈樟柯電影之初探-
成 功
 方文山新詩研究

平成26(2014)年度

近藤 進
 『橋』にみる東西融合の世界-現実と虚構を超越して-
周 薇
 『干禄字書』與『龍龕手鏡』対比研究
西村 徹也
 謝氷心におけるキリスト教の影響
李 昕
 異文化区域李小龍受容実態研究-在不同的種族、民族、意識形態背景下-

平成27(2015)年度

李 德昇
 夏目漱石與魯迅作品中知識分子的形象比較
姜 穎
 戴着鐐銬跳舞-朱文順的十七年電影-
耿 欣
 从否定到認同-試分析《傳奇》中女性人物从否定封建家庭到尋求自我認同的進程-

平成28(2016)年度

徐 叔琳
 論琦君的童年創傷與婚後生活
謝 川子
 中国大陸酷儿電影之初探

平成29(2017)年度

褚 玉玲
 試論"到底"的語義語用功能
章 茜
 蘇州評弾在上海的発展現状
趙 晟
 民国時期的済南電影(1929-1937)

平成30(2018)年度

陳 琪栄
 从《東宮西宮》到《似水柔情》―中国"電影小説"理論重建和藝術解釈―

令和元(2019)年度

湛 佳麗
 昨日重視-白先勇小説中的叙事時空与叙事人-
王 蕾
 揚州方言程度副詞現状考察
陳 星燃
 呉子牛電影中的“個体意識”与中国集体語境的関係変遷

令和2(2020)年度

蔡 立進
 残雪“新实验”文学研究
車 明釗
 徐皓峰电影的武侠世界构建
段 飛虹
 王为一粤语片研究 ―《珠江泪》《七十二家房客》与香港电影―

令和3(2021)年度

徐 霊均
 贈答品に関する詩を通して見る宋代文人の生活趣味 ―宋詩の「黄柑」と「緑橘」を中心に―
宋 冠竺
 刁亦男电影中的城市构建
張 兆千
 “万氏兄弟”、“张氏兄弟”漫画与中国动画电影中的孙悟空形象
馮 政植
 跨文化视角下中国对日本影视作品翻拍的考察

令和4(2022)年度

藤田 敦
 曹植と「礼法」とのかかわり —「野田黄雀行」の「羅網」を中心に—
管 新寧
 「満映」の娯民映画における多義性 —1942年の作品を中心に—
董 夢嬌
 賈樟柯電影中的郷土情結
劉 弦歌
 明代《楚辞》受容研究 —以注釈和音韻為主—

令和5(2023)年度

夏 懋
 关于陆游与唐琬的考察 —沈园诗词中的遗恨—
何 佳陽
 钟孟宏电影研究—从文本、视听和美学特点来分析其作品风格和成因—