センターコンセプト

基本コンセプト

みんなで“拓く”健康科学イノベーションの“ベースキャンプ”!

 多くの⼈々が⾏き交う“うめきた”地区に⽴地するグランフロント大阪・ナレッジキャピタル内に開設された大阪公立大学・健康科学イノベーションセンター(CHSI)では、単に大学・研究機関からの健康科学に関する研究成果を披露・発信する場として運⽤するのではなく・・・

        1. 企業・起業者、⾏政者、研究者、アイデア発信者、コーディネーターに加えて、消費者や⼀般の市⺠の協働・協同参加で、私たちの健康を維持・増進する仕組みを推進
        2. 健康に良い製品・サービス・しくみ・環境を築くために、自ら開発・実証試験に参加し、評価する眼⼒と最先端の正しい知識を持てる場所を提供
        3. 我が国の科学技術⽴国を益々進展させ、健康科学産業・ビジネスを日本の根幹産業に育てる契機を産み出す
        4. 将来を担う⼦ども達・若者達に、自身と日本が心身ともに健やかに暮らせる国として、自分たちも自ら参加する意欲を高める機会を提供

産-官-学-医-消(費者)が連携できる健康科学推進拠点を一緒に創ります

大阪公立大学における「健康科学」の位置づけ

 大阪公立大学では健康科学に関する種々の研究が行われており、 医学研究科では「疲労」をターゲットとした研究が盛んに行われてきました。疲労は発熱や痛みとともに、様々な病気の前兆かつ万病の元であり、予知医療の中核と位置づけられていますが、疲労に関する科学的・医学的研究はこれまで行われてきませんでした。最近では、生活習慣病をはじめとする疾患の予防医療・予知医療の発展とともに、このような未病状態についていかに対処するかという気運が高まり、「疲労の科学」が注目を集めています。

健康科学とは_8

健康科学分野でのイノベーションの創出

イノベーションの創出_10

沿革

2013(平成25)年
  7月
大阪市立大学 健康科学イノベーションセンター開設。渡辺恭良が初代センター所長に就任
2015(平成27)年   2月
理化学研究所、慶應義塾大学SFC、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター
「高齢者の健康増進・自立支援推進の構築に向けた連携・協力協定」を締結
2015(平成27)年 12月
淀川区、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター
「子どもの睡眠習慣改善等(ヨドネル)に関する協定」を締結
2016(平成28)年   9月
日本食の抗疲労効果を科学的に立証、第2弾抗疲労レシピ本「おいしく食べて疲れをとる」を発刊
2018(平成30)年   4月
岡崎和伸副所長が所長就任。渡辺恭良所長が顧問就任
2018(平成30)年   7月
健康科学イノベーションセンター開設   5周年
2018(平成30)年 10月
5周年セミナー開催
2019(平成31)年   3月
淀川区、西川株式会社、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター
「子どもの睡眠習慣改善等(ヨドネル)に関する連携協定」を締結
2019(平成31)年   3月

株式会社グローカル・アイ、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター、共同研究契約を締結
一般社団法人アスリートネットワーク(㈱グローカル・アイと業務提携契約)と「スポーツ競技者向け弁当」
を開発・販売プレスリリース

2019(令和  1)年   8月

第13回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞
受賞内容:「抗疲労効果のある勉強環境の研究」(積水ハウス株式会社との共同研究)

2020(令和  2)年   4月
株式会社飯田産業、大阪市立大学、大阪府立大学
「スマートライフサイエンスラボ」の共同研究を開始
2020(令和  2)年   7月

大阪市淀川区と共同申請した
文部科学省「科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(DESIGN‐i)」に採択

大阪市淀川区をフィールドとした
産学官連携プロジェクト「子どもウェルネスによるコミュニティ・デザイン」の取り組みを開始

2021(令和  3)年   8月

第15回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞

受賞内容:「生活体験型リビングラボ研究による子どものQOL向上の検証」

2022(令和  4)年   4月

大阪市立大学と大阪府立大学が統合し大阪公立大学が発足

大阪市立大学健康科学イノベーションセンターから大阪公立大学健康科学イノベーションセンターに改称

2022(令和  4)年 11月

2021年度「日本未病学会最優秀論文賞(原著の部)」受賞

原著論文「休憩の間隔と時間が精神的疲労に及ぼす影響」
(株式会社総合医科学研究所、清水建設株式会社、大阪公立大学)

2023(令和  5)年   7月
健康科学イノベーションセンター開設 10周年