スマートライフサイエンスラボ

スマートライフサイエンスラボ

スマートライフサイエンスラボは、2020年4月より始まった共同研究部門で、未来のウエルネス・スマートハウス、未来のウエルネススマートシティの構築を目指して株式会社飯田産業と共同で設立されました。健康科学、医学、工学を中心に、生活科学、スポーツ科学、人文社会学などを融合し、健康で幸せに暮らせる未来の住環境、豊かな未来社会の実現を目指しています。共同研究部門は、大阪市立大学(現、大阪公立大学)健康科学イノベーションセンター(グランフロント大阪内)に新しく設置され、阿倍野キャンパス 医学部内に共同研究ラボを開設し、5年間の予定で共同研究を行います。ラボ内には、医・工・人文社会学複合研究ユニットとAI関連研究ユニットを設置します。医・工・人文社会学複合研究ユニットでは、健康医科学を中心にライフデザイン、エンジニアリング、データサイエンスなどの先端異科学を融合し健康課題を解決することにより次世代の高度化されたライフスタイルを提案・具現化を目指します。

AI関連研究ユニットでは、大阪公立大学医学部附属病院にて実施しているスマートホスピタル事業を加速するとともに、大学の先端技術を市中医療機関と共有したり、リモートで利用することなどにより住環境などにおいて、身近で高度な医療が受けられる環境の構築を目指します。

また、2022年に開学した大阪公立大学では、「スマートシティ」「パブリックヘルス/スマートエイジング」「バイオエンジニアリング」「データマネジメント」の4つの戦略領域を中心に取組を重点化し、特に、健康・医学領域では、健康科学、脳科学、先端予防医療学、医療統計学、工学、生活科学や人文社会学などと融合した高度な研究体制を構築することから、旧大阪市立大学と旧大阪府立大学の各機関とシームレスに連携することにより、ライフステージやライフスタイルに応じ健康に豊かに暮らすことのできる未来の住空間、さらには、地域全体で病気の予測・予防を実現する、「ウエルネススマートシティ」の構築を目指します。

スマートライフサイエンスラボは、学長、大学附属病院長をはじめ、各学部、大学付属センターなどが一丸となって取り組んでいく総合プロジェクトに位置付けられています。