獣医師のご紹介

獣医師

教授 | 川手 憲俊

繁殖障害の新たな診断・治療・予防法の確立に向けて取り組んでいます。特に産業動物(ウシ、ブタ、ヤギ等)の生殖内分泌学を専門としており、生殖ホルモン・代謝ホルモン測定、超音波画像診断やホルモン剤による生殖機能の人為調節法を活用して家畜の生産性向上に寄与したいと考えています。
専門分野:
獣医繁殖学 / 繁殖障害の診断・治療・予防 / 産業動物(ウシ等)の生殖内分泌学
資格、所属学会:
日本獣医学会(繁殖分科会) / 日本繁殖生物学会 / 日本産業動物獣医学会

教授 | 桑村 充

バイオプシーのサンプルを中心に、動物に発生する病変を多角的に解析し、その情報を臨床に還元しています。また、動物の病気の病理発生を明らかにするため、実験病理学的な手法も用いて、病態解析を行っています。
専門分野:
獣医病理学
資格、所属学会:
日本獣医病理学会専門家協会(JCVP)会員 / 日本毒性病理学会(JSTP)認定毒性病理専門家

教授 | 笹井 和美

動物を愛する多くの仲間と「共生」をキーワードとして、試行錯誤する毎日が続いております。2年前から産官学連携のノウハウを学ぶため、大学と産業界の二足のわらじを履いて勉強する日が続いております。2017年に動物医療に関連する研究者、獣医師及び企業の架け橋となれるよう先端獣医療コンソーシアムを設立しました。
専門分野:
獣医内科学 / 獣医寄生虫学 / ヒトと動物の共通感染症
資格、所属学会:
獣医師・農学博士 / 日本獣医師会 / 日本獣医学会

教授 | 嶋田 照雅

病気で苦しむ動物を増やさないように、病気の発生を防ぐこと、そして病気をいかに早く発見して、悪くなる前に治療して治すことを目指しています。
専門分野:
臨床病理学 / 臨床免疫学
資格、所属学会:
日本小動物外科設立専門医 / 日本獣医学会 / 日本獣医臨床病理学会

教授 | 長谷川 貴史

現在、超音波生体顕微鏡(UBM)を用いた眼科疾患の画像診断、ならびに人工涙液製剤としてのスクワラン点眼液を用いたドライアイ/角膜障害眼への臨床応用法に関する治験を行っています。一般外来においては、眼や耳の感覚器疾患、骨折や関節疾患等の整形外科学的疾患、神経病疾患を中心に診断・治療を担当しています。
専門分野:
獣医眼科学 / 獣医整形外科学 / 神経外科学/獣医外科学
資格、所属学会:
アジア / 日本獣医眼科専門医 / 日本小動物外科設立専門医 / アジア獣医眼科学会 / 比較眼科学会

教授 | 鳩谷 晋吾

内科全般の知識を駆使し一般内科を担当します。特に、①原因不明の貧血やリンパ腫・白血病等の診断・治療、②エコー検査や内視鏡検査を使用した嘔吐や下痢の診断、③電解質異常や内分泌異常、不明熱などの確実な診断を行います。飼い主さまと相談し、動物にとって最善な治療方針を一緒に考えていきたいと思います。
専門分野:
血液疾患 / 消化器疾患 / 内分泌・代謝疾患
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本再生医療学会 / 日本獣医師会

教授 | 山岸 則夫

子牛の外科疾患に理論上は全ての治療法を適用可能ですが、コストや搬送(来院)の面での制約が大きく、実施可能なものは限られています。私は、このような制約があっても、汎用性が高く治癒率も良い治療手段を考え、たくさんの子牛を救うことを目指しています。また、乳牛の周産期病の早期発見と予防にも取り組んでいます。
専門分野:
子牛の外科疾患 / 乳牛の周産期病

准教授 | 井澤 武史

動物の病気にはまだまだ未解明な謎がたくさんあります。その謎を解明し、より良い獣医療の一助となれるような病理検査を目指していきたいと考えています。
専門分野:
獣医病理学 / 毒性病理学 / 肝臓学
資格、所属学会:
日本獣医病理学専門家(Japanese College of Veterinary Pathologists; JCVP) / 日本毒性病理学専門家(Japanese Society of Toxicologic Pathology; JSTP)

准教授 | 石川 真悟

馬の診療にはチーム医療が必要となってきます。そのために、大学病院を現場の獣医師の先生やオーナー様に活用して頂ける体制を整え、一つのチームとして病気に立ち向かっていけるような獣医療を目指していきたいと考えています。また、免疫を応用した新規疾病予防法の開発にも取り組んでおります。
専門分野:
馬の内外科学 / 予防獣医学

准教授 | 古山 敬祐

牛の生殖工学および群管理を専門としており、牛の体外成熟・受精および牛群管理の高度化技術に関する研究を行っています。当センターでは大動物診療科を担当しています。
専門分野:
産業動物臨床(特に牛の生殖器疾患) / 牛受精卵回収・移植・凍結 / 群管理(特に乳牛)
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本繁殖生物学会 / 日本獣医師会 / 日本畜産学会 / 日本胚移植研究会

准教授 | 島村 俊介

一般外科診療に加え、心臓疾患の診断・治療を主に担当しています。心疾患治療においては、カテーテルを用いた低侵襲治療や不整脈に対するペースメーカー治療も行っています。
専門分野:
一般外科 / 循環器疾患
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本獣医循環器学会 / 日本獣医臨床病理学会

准教授 | 谷 浩行

一般内科診療(特に皮膚疾患、内分泌疾患)に加え、循環器疾患の診療を担当しています。内科疾患の治療には、飼い主さまに病気について十分にご理解いただくことが必要です。動物を含めご家族皆さまのQOLの維持を目標に、繰り返しご説明、ご相談させていただきながら、最適な治療方針をご提案できるよう努めてまいります。
専門分野:
皮膚疾患 / 内分泌疾患 / 循環器疾患
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本獣医師会 / 野生動物医学会

准教授 | 富張 瑞樹

整形外科を担当します。患者さんに対する治療は日々進歩しています。ご家族の思い、本人の状況、我々にできること、すべてを踏まえてお話させていただき、一番最善と思われる道を一緒に探していきたいと思っています。
専門分野:
整形外科 / リハビリ

准教授 | 古家 優

原因不明の症状や病気に対して確定診断をつけ、様々な治療法を提案し、実践することをモットーとしています。特に、伴侶動物の急速な高齢化により増加した腫瘍性疾患、難治性の自己免疫疾患や消化器疾患を主体に診療しています。動物と家族が楽しく暮らせるよう、お手伝いさせて頂きます。
専門分野:
腫瘍性疾患 / 自己免疫疾患 / 消化器疾患
資格、所属学会:
日本獣医師会 / 日本獣医がん学会 / 動物臨床医学会

准教授 | 松山 聡

物言わない動物に対する獣医療の診断には様々な検査が必要です。しかし,まだまだ動物の検査データは蓄積が少なく、その中でもオーナーさまにもしっかりと安心できる検査データをお届けし、素早く確実な診断への助力になればと日々尽力する所存です。これからもよろしくお願い申し上げます。
専門分野:
腫瘍検査 / 腫瘍遺伝子発現解析 / タンパク質解析
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本放射線影響学会

准教授 | 髙橋 朋子

腫瘍疾患の診断治療が専門で、放射線治療を担当します。腫瘍診療において、その時その時の最適解をご家族と一緒に探っていく過程が、大切だと考えています。ご家族とさまざまな科の獣医師にとって、トータルコーディネーターのような存在になりたいですね。
専門分野:
臨床腫瘍学/ 放射線治療
資格、所属学会:
日本獣医がん学会/ 米国獣医がん学会/ 日本癌学会/ 日本臨床腫瘍学会

准教授 | 田中 利幸

獣医療におけるCT・MRI検査所見に関するデータは多くありません。各疾患のデータを蓄積・解析することで、各疾患における特異所見を明らかにし、診断精度を上げていくことを目指します。
専門分野:
画像診断(CT,MRI) / 腫瘍
資格、所属学会:
大阪府獣医師会 / 日本獣医画像診断学会 / 日本獣医麻酔外科学会

准教授 | 田中 美有

臨床センター常駐の病理診断医として、臨床医・スタッフとのコミュニケーションを大切にし、臨床医・病理医の両方の立場からディスカッションを行うことで、病理診断の精度の向上を目指したいと考えています。
専門分野:
獣医病理学
資格、所属学会:
日本獣医病理学専門家協会 (JCVP) 会員(JCVP 認定医) / 日本獣医学会 / 日本毒性病理学会

助教 | 金 秀垠

大動物の診療および研究に取り組んでいます。 大動物の外科診療、内科診療に集中しており、産業動物において経済的な部分を超えて生命に対する尊重と獣医学的アプローチに意味を置こうと思います。 動物の痛みとストレスを評価するための研究をしています。
専門分野:
牛の外科学 / 牛の内科疾患

講師| 塚本 雅也

内科診療を担当します。飼い主さまへのわかりやすい説明を心がけます。飼い主さまと動物にとって、よりよい治療を一緒に考えていきたいと思います。ご不安な点やご不明点など、お気軽にお聞きください。また、難治性疾患へ新たな治療法を提案するべく、研究も行っています。
専門分野:
消化器疾患 / 血液疾患

講師| 土赤 忍

産業動物の一次診療の現場で様々な難治性疾病に遭遇しました。従来の獣医療の視点から少し離れて、腸内細菌叢と疾病の関係性から難治性疾病の治療と予防法の確立を目指します。また、抗生剤に依存しない治療法の開発や生産性向上のための研究を行っていきます。一頭でも多くの動物を救うことを目指します。
専門分野:
産業動物臨床 / 生産獣医療

特任臨床教授 | 野口 俊助

高齢化に伴いがんに罹患する伴侶動物は増加しています。治療が難しいがんの子たちに対して、根治や生活の質の向上を目指して日々診療しています。また、より精度の高い診断法や効果の高い治療法の確立を目指して、特に口腔内や脳のがんについて患者さんにもご協力をいただきながら研究を行っています。
専門分野:
獣医腫瘍学
資格、所属学会:
日本獣医学会 / 日本獣医がん学会 / 日本癌学会

特任臨床准教授 | 中本 裕也

神経病は症状からロジカルに紐解いていく疾患分野です。物言わぬ動物の神経病を診断する上では、時間をかけて症状をしっかりと把握し、ご家族とのお話の中で状況を確認することが大切になります。発症頻度の低い神経病の診断や治療に関する情報の蓄積・発信を行なっていきます。
専門分野:
脳神経/脊髄外科 / 神経内科 / 画像診断(MRI)
資格、所属学会:
第一種放射線取扱主任者、獣医神経病学会/ 日本獣医学会/ 京都市獣医師会

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特任臨床講師 | 伊藤 暁史

主に犬と猫の手術、検査の麻酔に携わっております。各診療科と連携しながら麻酔前から麻酔後までより安全で、より動物の身体への負担を少なくできるような麻酔管理を目標としています。
専門分野:
麻酔

特任臨床講師 | 金城 綾二

スタッフ一同協力して診療に邁進し、ご来院いただく患者さまとそのご家族さまが安心・納得を得られるよう心掛けております。お困り事やお悩みなどがございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。
専門分野:
内分泌疾患 / 血液疾患 / 自己免疫疾患
資格、所属学会:
大阪府獣医師会 / 獣医神経病学会

特任臨床講師 | 田中 翔

麻酔科医の役割は、患者動物ごとに周到な麻酔計画をたて、各種モニタリング項目より全身状態の把握に努めるこで、全身麻酔や外科手術によって生じる身体への様々なストレスを可能な限り軽減し、理想的には動物たちの負担を0にすることです。 麻酔のみで病気の治療はできませんが、麻酔がなければ治療できない病気は数多く存在します。獣医臨床センターでは、各診療科スタッフと連携して安心安全な麻酔診療に取り組んでいます。

特任臨床講師 | 鍋谷 知代

飼い主さまの気持ちに寄り添った診察を心がけています。診察に関わるご不安を減らすべく丁寧にご説明させていただきます。
専門分野:
消化器疾患 / 血液疾患 / 免疫疾患
資格、所属学会:
日本獣医がん学会 / 大阪府獣医師会 / 日本獣医皮膚科学会

特任臨床講師 | 平田 翔吾

「飼い主さまが安心・納得できる診療」をモットーに診察しています。これまでたくさんの飼い主さまやそのご家族である動物たちと出会い、その診療を通して大変貴重な経験を積ませていただきました。これまでの経験で培った知識や技術を、病気の動物たちの治療に還元できるようここれからも精進してまいりたいと思います。
専門分野:
軟部組織外科疾患 / 循環器疾患
資格、所属学会:
大阪府獣医師会 / 日本獣医麻酔外科学会 / 日本獣医循環器学会

特任臨床助教 | 市田 千尋

内科診療科を担当します。診断だけではなく、飼い主さまの希望、意向に寄り添い、より良い治療をご提案できるように努めます。わからないこと、気になることがございましたら、ご相談ください。
専門分野:
消化器疾患 / 血液疾患

特任臨床助教 | 今井 泉

獣医臨床センターのコンセプトである「あんしん獣医療」の心のケアに関連した部分を担当しております。獣医学専攻学生に向けて、家族である動物に対する飼い主の思いに寄り添う獣医師育成を目的とした獣医コミュニケーション講座を担当しています。
専門分野:
獣医コミュニケーション / グリーフケア / 医療メディエーション
資格、所属学会:
大阪府獣医師会 / 日本スピリチュアルケア学会(スピリチュアルケア師専門取得)/ キャリアコンサルタント

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特任臨床助教 | 辻本 恭典

腫瘍科を担当しております。動物の高齢化により、腫瘍性疾患の割合が増えてきています。腫瘍性疾患に罹患した動物と飼い主様が一番幸せになる方法を提案できればと考えています。
専門分野:
腫瘍性疾患 / 消化器疾患

特任臨床助教 | 長谷 健吾

言葉を話すことができない動物の、病気のサインを見逃さないように、ご家族さまと十分にコミュニケーションをとり、動物とご家族さまにとって最善の治療を一緒に考えていきたいと思います。何かご不明な点があれば遠慮なく、ご相談ください。
専門分野:
軟部組織外科 / 腫瘍外科
資格、所属学会:
日本獣医がん学会 / 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種

特任臨床助教 | 萩 清美

眼科医として先進かつ高度な医療を提供できるよう日々研究し努めております。動物の目を守るべく飼い主さまとよく相談し、最善の治療法を提案いたします。目に関することでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
専門分野:
白内障 / 緑内障 / 眼科腫瘍など

特任臨床助教 | 前田 和宏

飼い主様とのコミュニケーションを大切にし、大切なご家族である動物さんを救えるように、日々精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

常勤獣医師 |盛下 基夢

画像診断は治療方針を決める上で重要な役割を担います。「正しい診断なくして正しい治療はない」ため、大切なご家族である動物たちを責任を持ってお預かりし、適切な画像の撮影と読影を行います。
専門分野:
画像診断 / 神経内科
資格、所属学会:
日本獣医画像診断学会認定医 / 日本獣医画像診断学会

非常勤獣医師 | 鵜飼 綾子

人間と同様、高齢期を迎えた犬や猫にとって腫瘍は多くの割合を占める重要な疾患です。獣医療の発展に伴い治療法も進化していますし、腫瘍の種類によって必要なケアも多岐にわたります。ご不安を抱えた飼い主さま達のお役に立てるよう、個々の症例としっかり向き合い、わかりやすい説明を心がけます。
専門分野:
獣医腫瘍学
資格、所属学会:
日本獣医がん学会 / 獣医腫瘍科認定医Ⅱ種

非常勤獣医師 | 文本 多美子

動物とご家族が安心して治療を受けられるように、チームの一員として細やかな情報交換を心がけ、正確な病理診断を目指していきます。
専門分野:
獣医病理

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非常勤獣医師 | 村田 真由美

飼い主様と主治医の先生が安心して診断治療を行えるよう、より正確な画像診断を目指して日々精進して参ります。また、今後の画像診断分野の向上に貢献出来るように取り組んでいきたいと思います。
専門分野:
画像診断
資格、所属学会:
日本獣医画像診断学会 / 日本獣医がん学会

研修獣医師 | 中村 八雲

動物の些細な変化も見逃さないように日々邁進してまいります。動物と飼い主様に寄り添った診療ができるように全力を尽くします。

研修獣医師 | 林 香慧

幼い頃からの夢であった獣医師になることができ、身の引き締まる思いです。飼い主様に信頼していただける獣医師を目指して、日々努力して参ります。よろしくお願いいたします。

教育アドバイザー

特任臨床教授 | 加藤 元

ダクタリ動物病院
総合院長
北海道大学
客員教授、アンバサダー
コロラド州立獣医科大学
客員教授、アンバサダー

特任臨床教授 | 松木 直章