お知らせ

2022年1月6日

田中利幸(特任臨床講師)が共同筆頭著者として投稿した論文がVeterinary Recordに掲載されました。

「Computed tomography and magnetic resonance imaging findings in canine primary hepatocellular origin lesions」という論文が「Veterinary Record」に掲載されました。

人医療ではプリモビストが出てきてから肝臓細胞癌の精査はMRIファーストですが、犬は肝細胞癌の発生に肝炎ウイルス(肝硬変)が関与しないため、画像所見も人と同じことが言えるのかわかリません。また、検査目的も人とは異なると考えています。獣医療において犬の肝細胞癌の画像検査にCT検査、MRI検査が報告されていますが、各モダリティーでの所見を比較した報告はありませんでした。本論文では、肝細胞癌・過形成のCT所見とMRI所見の比較をしてみました。また、犬の肝細胞癌が人と違って巨大なものが多い原因についても簡単に言及しています。

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